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更新日:06.6.1


開催 No.03 『第13回 創雅会主催 能面展』より

 平成16年1月14(水)〜18日、東京芸術劇場(池袋西口)地下展示場で面打同好会『創雅会』の能面展が開催されました。会員17名は、アマチュアながらも面打ち歴6〜7年から20数年と経験を積む人たちばかり。日々の生活や仕事と共に面打ちに励んだ月日が刻まれているようです。
 毎年、一年ごとの成果を発表し続けて今回は13回目になりますが、創雅会としては最初の能面展だそうです。今後は実際に面を着用し舞台に立ってもらうことでさらに面打ちを深めて行きたいと望まれています。若手能楽師、アマチュアで能楽を学ぶ方たちのご希望があれば使っていただきたいそうです。ぜひ『創雅会』会長・韮塚さんまでご連絡ください。【連絡先】048-571-2324
(2004.01.19) 


  No.03   創雅会 能面展 SOUGAKAI NOUMENTEN
 この度、会名を能面雪赤院から創雅に改め、心を新たに面打ちに励んでおります。今後とも、変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。  
【出品者】
岩崎徳泰、韮崎行雄、鬼久保康司、原澤二郎、神場正紀、新井鋼之助、井野徳子、飯塚宏、五十嵐治代、窪田妙子、佐藤友光子、植竹富太郎、山崎和夫、上野千代、伴朝夫、木村キミ子、林良雄
★特別出展:高津紘一(創作雅会指導)
 
会員一同
    ■会場:東京芸術劇場/東京都豊島区西池袋1-8-1
    
■期間:平成01月14日(水)〜18日(日)
    
■時間:11:00〜19:00(最終日〜17:00)


翁(おきな)… 代表的な能面で「翁」だけに使用される。翁のにこやかな表情と神格を表す。/右:林良雄、左:五十嵐治代  
  十六(じゅうろく)敦盛(あつもり)… 源平の戦いで熊谷直実に討たれ、須磨の浦に十六歳の短い生涯を終えた平家の公達敦盛の姿を写す。/下左:(十六)伴朝夫、下中:(十六)木村キミ子、下右:(敦盛)上野千代
 
喝食(かっしき)… 禅寺の給仕を勤め、寺にいながら剃髪していない半僧半俗の少年。各種の芸能に優れている。/左:木村キミ子
童子(どうじ)… 少年の姿を借りた妖精で、神秘的な妖気が漂っている。「田村」「小鍛冶」などに用いられる。/上左:植竹富太郎、上右:上野千代  
  中将(ちゅうじょう)… 在原業平の相貌を表した気品と教養ある貴公子であり、平家の公達や公家、天皇にいたるまでの役柄に用いられる代表的男性面。/横左:飯塚宏
  三日月(みかづき)… 本来“怪士”と同種であるが、“三日月”としての力強さの内に神性を秘めた品位の高さを持つ「高砂」「養老」の神として、また「錦木」「船弁慶」などの後シテとして用いる面。/横右:韮塚行雄
 
  釣眼(つりまなこ)… 水中に棲む龍神を擬人化した「黒髭」の異形で「竹生島」「久世戸」などに用いられ、全体に金泥を施し眼窩に窪みをつくって大きな眼球をその中に陥没させ、歯をむき出しにした怪異な相貌である。/下:鬼久保康司
  小尉(こじょう)…尉は老人の面で、小(牛)尉はその中でも最も品位の高い役に使用する。小牛清光の作という。/上左:新井鋼之助  
  皺尉(しわじょう)… その名が示すとおり頬のシワを起伏の強い彫りで誇張し、独特な相貌の尉面である。切れ長の眼とやや眉間を寄せた表情で、憂いを含んだ老相である。/上 中:岩崎徳泰  
  鼻瘤悪尉(はなこぶあくじょう)… 全体的に凸凹があり、高く大きい瘤状の隆起をもつ鼻や、前面に突き出た頬骨、上眉の肉が厚い。耳骨、顎骨が誇張され、強い意志と超人的な力をもつ老人として用いられる。/上右:飯塚宏  
  獅子口(ししぐち)… 獅子は百獣の王で文殊菩薩の使獣である。「石橋」において牡丹と戯れる獅子の面。/上左:原澤二郎、上右:山崎和夫  
  (ちょうれいべしみ)… 長霊(十六世紀頃の僧侶)という面内ち師が大べし見の誇張した表情を整理して表現しなおしたもの。/上左:岩崎徳泰
  (きばべしみ)… 大べし見の特徴をもうひとつ強調した面で、かみ合わせた唇の左右の上顎から二本の牙がぐっと下にむき出している。/上右:新井鋼之助
 
  (しかみ)… 「しかみ」は鬼畜を表し、獅子が上下の歯でモノを噛んだ状態を表す言葉である。/上左:植竹富太郎、上右:山崎和夫  
 
  小面(こおもて)… 良く知られた能面。「小」は若い、可憐ななどの意味で、女面の中では最も若い十六・七の女性。/上左:神馬正紀、上右:佐藤友光子     増女(ぞうおんな)… 増阿弥の作。歳はやや長けるが、キリリと締まった品格のある顔立で天女、神女の役に使用。/上左:井野徳子、上右:窪田妙子  
淀君(よどぎみ)…[創作面]第2回大阪城薪能「淀君」能面コンクール応募作品(平成12年7月)。/上:伴朝夫
孫次郎(まごじろう)… 若い女の面。名前の由来は、“金剛孫次郎が、若くして死んだ妻の面影を彫り上げた”と言う伝説による。/上:窪田妙子
十寸髪(ますかみ)… 異形の女面で、狂乱の相を表し、神がかりの巫女の「巻絹」や皇女「蝉丸」のシテに用いる。/上:鬼久保康司
般若(はんにゃ)… 女の執念の恐ろしさを表し、顔の上半分は悲しみ、下半分は怒りの表情を示す。/上左:井野徳子、上右:五十嵐治代  
福の神(ふくのかみ)…[狂言面]「福の神」の専用面。/上左:神馬正紀  
賢徳(けんとく)…[狂言面]家畜や昆虫等の下等な動植物の精霊に用いられる。/上右:韮塚行雄  
  乙(おと)…[狂言面]乙は愛らしさとか素直さを表す言葉で、若い女性の面。神楽ではヒョットコとの組み合わせでオカメ。/上左:原澤二郎、上右:林良雄  


★特別出展 高津紘一 作 
 
 高津氏に『創雅会』の面打ち指導をお願いすることになったのは、2002年に箱根芦ノ湖にある現代日本画美術館成川美術館で能面展「能面 幽玄の音」が開催されたのがきっかけです。会員たちがそこで師の能面と出会い「ぜひ私たちに面打ちの指導をして欲しい」と頼み込んで高津氏の指導が実現しました。
高津氏は各流派の家元の能面を打つプロの能面師。玉川大学で能の公開講座を持ち、著書には「能面の彩色」「能面の風姿」などがあります。
小 面 増 女

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