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更新日:06.6.1


開催 No.04 『東京近郊で生きる農民たち』について

 私の住む雑司ヶ谷界隈も、かつては豊かな農村地帯で川が流れ、明治中頃から昭和初期には乳牛を飼う牧場もあり、東京都が東京府であったころまで近郊の食をまかなう農産地だったそうです。大正から昭和初期にかけて急速に耕地から住宅地への転換が進み、住環境の整備と共に、豊島区の農地はすっかりなくなってしまいました。無くなって行く農地の分だけ、私たちは国外に食を依存してきていることになります。
 2月20日から3月4日まで写真が展示された新宿三井ビルのペンタックスフォーラムは、農からは程遠い立地(新宿都庁に近い)。「今まで農業に関心のなかった方たちにも、私たちの身近で『食』を提供している『農』の現状に目を向けてほしい」と、選んだそうです。
 このウェブギャラリー“然”では、その機会をさらに多くの方々に提供できると考えています。
 
(2004.03.03) 

  No.04   高橋淳子 TAKAHASHI Junko
東京近郊で生きる農民たち
 平成不況の最中、東京近郊の農家もご多分に漏れず、収入減や後継者不足、少子化の傾向など、紛れもない事実です。私が出会う農作業に従事している人々は、ほとんどが高齢者です。兼業農家として、農繁期以外は都市部の建設現場やゴルフ場などで、働きながら農業を守ってきました。都心から50km以内という都市化の波をもろに受けている中で、地域に根付いた伝統を必死で守り、また新しいコミュニケーションを模索しながら逞しく生きる農民たちの応援歌として、写真展を開催させて頂きます。
2004年2月 高橋淳子  

■会場:ペンタックス フォーラム/新宿区西新宿2-1-1
■期間:2月20日(金)〜3月4日(木)
■時間:10:30〜18:30/最終日16:00まで
冬:日暮れまで続くネギの植付け

いつまでも一緒にいたい孫との田植え

生涯現役
種いも掘りは春の始まり
水ぬるむ田植えの季節

種蒔いて作る喜び全身に
育って欲しい後継者
エールを送りたい若き後継者
土をはっての雑草取り

この一服がたまらない
ずっしり重い背中の荷、行商電車で東京へ
細うでで抱えるタバコの葉

大事にしたい孫との時間
暑いさなかも大豆干し
ちょっとの間で弾む会話

大わらわの直売所出荷準備
畑仕事をひと休み

夫婦で蒔けば楽しい作業
被害が少なく済んだ近郊の米

市場出しで大忙し
うれしい収穫こぼれる笑顔
豊作で価格のお良ければなお嬉しい

この手が語る農作業
見事なカボチャ

大根畑は霜で真っ白
手間ひまかけた小豆作り
雪をかぶったホーレン草

仕事前の憩いのひととき
たき火の暖は一味違う

食べる楽しみ漬け物作り

種蒔く時期を思案中
健やかに育てと祈る宮参り

ゲームしながら参加する

準備万端あでやかな装い
一人ぽっちの雛まつり
竹籠作りは生きがい作り

僕はおじいちゃんが大好きだ
皆で守る伝統行事

心うきうき支度する
集える喜び老人会

それぞれの思いを胸に八十八ケ所巡り


★作品の著作権は、作者・高橋淳子さんに帰属します。無断使用、無断転載は禁止いたします。




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